放置プレイという言葉自体は、SM以外でも一般的に使われていますね。
基本的に好きな人から放っておかれたとか、ポツンとひとりぼっちにさせられたとか。そんな状況を表すときに使います。
しかしSMプレイにおいては全く意味合いが違います。
放置されるMにとっては我慢が喜びになるし、放置するSはMの忠誠心が自尊心を回復してくれるのです。
名前のわりに比較的ハードなプレイですが、SM的な主従関係があると非常に楽しめるプレイです。
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放置プレイとは？
放置プレイとは、Mの人をある状態で放置することです。
わかりやすい例として女性を野外で裸にさせた後、放置をして遠くで見ているプレイです。
女性は周りにバレないようにしながら、いつ男性に助けに来てもらえるか？とドキドキするプレイです。
そしていざ男性が服を持ってきたら、思わず安堵してしまいます。
また女性を拘束プレイしバイブを突っ込んだまま「ちょっと席外すから、戻ってくるまでそのままでいてね」と言ったりします。
このようにおしっこを我慢するような感覚で、放置される我慢と、放置から相手が戻ってきた解放感を楽しめるプレイです。
放置プレイの種類とは？
放置プレイでMが得られる快楽は「精神的な快楽」です。
Mの快楽というのは「肉体的快楽」「精神的快楽」の２つが存在します。
肉体的快楽：快楽プレイ、苦痛プレイ
精神的快楽：羞恥プレイ、凌辱プレイ
我慢や解放感が快楽につながっているため、「精神的な痛み」に対して興奮するプレイです。
羞恥プレイよりも、SMパートナー同志の信頼関係が非常に大事になります。
プレイ中に急に一人にされるので、怒りを覚えずに「我慢を快楽と捉える」関係性が必要だからです。
放置プレイの魅力とは？
放置プレイの魅力について説明します。
Sから放置されることで、Mの感情はぐちゃぐちゃになります。
解放感がある
人は誰でも一人で放置されると不安になりますよね？
かまってもらえない時間が一定期間あり、その後に構ってもらえると強い解放感を感じます。
「がんばった甲斐があった！」と安心感を感じるMも多いです。
例えばですが、高校時代に厳しくされ無視されていた先生がいたとします。
ある時その先生に優しくされたら、その人が好きになりますよね？
これは放置プレイをされるMの気持ちに近いです。
一度距離を取られ不安を煽られた結果、相手に構ってもらえると強い安堵感を得ます。
肉体的に辛い体勢のまま放置プレイをしていたら、その肉体的な苦痛からの解放感も魅力です。
再会したときに感情が溢れ出す
放置プレイが終わり、Sと再会したときに感情が溢れ出します。
・こんなに我慢したんだよ
・こんなに不安な思いしたんだよ
・あなたのために頑張ったんだよ
・認めてほしい
などいろんな感情が爆発します。
その結果、SとMの主従関係も強くなります。
我慢させることに興奮する
モジモジと不安な表情を見ながら、放置するだけでニヤケがとまらないと思います。
あえて放置したMの姿を見ずに、今どんな感情で我慢しているのか？など想像するのもおすすめです。
放置プレイのやり方
放置プレイは、SMプレイを楽しんでいる最中に途中で切り上げる行為です。
例えばMの方を拘束して目隠しをしている状態で、「じゃあそのままじっとしていてね」と言ってその場から離れるのです。
するとMの方は「いつ戻ってくるのかな？」と不安になります。
この不安が興奮に変わるプレイです。
放置プレイされる前にやるべきこと
放置プレイを行う場合は、プレイ中に突然行います。
一般的なセックスなどのエロい行為よりも、SMプレイの最中がおすすめです。
一度エロい気分になると、放置されたことで一気に冷めてしまうからです。
Mの方のM性を存分に引き出してからプレイを行うようにしましょう。
放置する時のポイントですが、以下の２つです。
ポイント
・一定時間動かずにいるのがきつい体勢
・恥ずかしい格好をさせる
例えばバイブを突っ込んだまま目隠しをして、そのまま離席するとMの方はどう思うでしょうか？
え？こんな恥ずかしい格好でいつまで我慢すればいいんだろう。
また少しきつい体勢のまま放置されると
ご主人様が帰ってくるまで頑張らないと、、耐えられるかな。
と忠誠心が試されたりします。
Mの方を拘束したり目隠しして体の自由をうばった後は、放置プレイを行います。
じゃあそのままで、動かないでね。俺が戻るまでいい子にしてるんだよ。
と言って放置プレイを開始します。
この際「いい子にしてなかったらお仕置きだからね」と伝えます。
するとMの方も頑張る気持ちに火がつきます。
放置プレイ最中にやるべきこと
Mを放置している最中は、部屋を離れた方がいいです。
人間は仮に目隠しをした状態でも、近くに人がいれば何となくわかります。
自分だけしかいない環境で、放置プレイをされるとMの不安は極限まで高まります。
Mの不安を煽ること、頑張って我慢させるほど放置プレイは快楽を伴います。
主従関係がしっかりしていれば長時間待たせたほうがいいですが、最初は５～10分で十分です。
長すぎるとMの方も冷静になるケースがあります。
放置プレイ後にやるべきこと
放置プレイをして時間がたったら、Mの方を解放してあげましょう。
Mの方が約束を守っていればアメを。
Mの方が約束を守れなかったら罰を与えてあげましょう。
この時のアメとムチは、MにとってはSからの愛情です。
放置プレイと一緒にやってほしいプレイ
ここでは放置プレイと一緒に組み合わせると、より楽しめるプレイを紹介します。
拘束プレイしながら放置プレイ
Mの方も何もされないままで放置されると、何をして待てばいいかわかりません。
そこで「動きたいのに、動けない」という状況をつくることで、一層Mの被虐性を高めることができます。
手足をベッドに拘束したり、目隠しをしながら一人でお留守番をさせます。
拘束することで「いつ解放してくれるんだろう」という不安と期待を煽ることができます。
目隠しプレイしながら放置プレイ
目隠しプレイとはアイマスクやタオルなどで、視界を奪うプレイのことです。
セックスに限らず、SMプレイにも好んで使われるプレイです。
手軽に手に入る道具でプレイができるので、ソフトなSMを楽しみたい人にはおすすめです。
放置プレイは目隠しとセットと言えるほど相性がいいです。
視覚を奪われたまま放置されると、急激に不安が襲ってきます。
声を出しても誰も助けてくれない。
拘束プレイを追加すれば、動けない・見えないという状態で放置されます。
放置から解放された後の興奮を高めることができます。
お仕置きプレイしながら放置プレイ
言いつけを守れずに、ちゃんと待てなかった場合はお仕置きをして罰を与えましょう。
仮に「肉体的な痛み」が好きならば、スパンキング１０回などの痛みを伴う罰がおすすめです。
罰を与えるときには「言いつけ守れなかったね。」「悪い子はお仕置きしないとだめだ」と言葉責めを一緒に挟みましょう。
お仕置きプレイと言葉責めは相性がいいです。
お仕置きの本質は「Mに反省を促すこと」です。
主従関係を意識させるために、優しく罰を与えながら言葉責めで躾をしましょう。
野外露出プレイしながら放置プレイ
放置プレイと野外露出プレイは非常に相性がいいです。
例えば人気のない山に、女性を裸にさせて放置するんです。
放置するSは周りに人がいないかどうかを常に確認をしましょう。
放置されるMとしては「誰かきたらどうしよう」「早く迎えにきて、、」とドキドキしながら待つことになります。
放置プレイの王道とも言えるプレイです。プレイの際は周りに人がいないような場所を選びましょう。
初心者の方であれば裸にさせるのではなくて、裸の上からコートを羽織るようにします。
そして「遠くから観察しているからね」と言って放置します。
その間Mの方はコートをはだけて、自分の裸を晒し続けるのです。
仮に人が来た場合は、すぐに裸を隠すことができるので安全です。
放置プレイの際の注意点
ここでは放置プレイをする際の注意点を紹介します。
ポイント
・周囲の安全を確かめる
・緊縛は５分まで
・ご褒美を用意する
周囲の安全を確かめる
野外でプレイする場合は必ず周囲の安全を確かめましょう。
ラブホテルなどでプレイするときにも、女性が動いた際ベッドから落ちて大怪我しないか？など細心の注意を払います。
放置プレイをしている間に、女性が怪我しないようにしましょう。
また拘束プレイをしている場合は、鬱血したり、キツすぎる体勢ではないか？などを確認します。
初心者のMであれば、拘束や目隠しする場合はあまり長時間放置プレイしないように心がけましょう。
緊縛は５分まで
縄でMの方を緊縛すると、血の巡りが悪くなります、
最悪跡がついたり、青あざがついたりします。
女性の体調が悪くなる可能性もあるので、緊縛は５分までにしましょう。
ご褒美を用意する
我慢をした結果、拘束を解かれて自由になった解放感は何にも変え難いです。
またSの方にその頑張りを褒めてもらえると、今度は一層頑張ろうと思います。
「よく我慢できたね。えらいよ」といつも以上に優しい言葉をかけながら愛撫してあげます。
一度放置されて離れた分、再会した感動はひとしおです。